どうもこんにちは、マイケルです。
新章解禁です!
このプロジェクト、話が上がったのはおよそ2年前で今日に至るまで紆余曲折あり未だ進行途中です。なかなか完成しない!
バーカウンター作りたいなんて誰が言い出したんでしょうか、全く悪いやつです。そんなのあったら絶対かっこいいので今回も全力で進み始めます。
さて、設計図やら練り始めておそらく数ヶ月、ジョニーが朗報を持ってきます。
「一枚板をたくさん売ってる店がある」
机の天板などに用いる大きな板材を取り扱っているお店を発見したとのこと。
バーカウンターの天板は最大のポイント!どうやって作ろうか悩んでいました。化粧材でごまかすのも集成材を使うのもなんか違う…と思っていたのですが、ジョニーの報告で解決策が決定しました。
天板には一枚板を使う!
でも僕たちは知っていました、机の天板になるような板材ってとっても高いということを
そう、ものすごく高い。
数十万円なんてザラで、中には平気で3桁万円超えてくるような奴も存在します。
さすがに20代前半の僕ら、お財布のどこを探してもそんな大金見当たりません。
ちなみにバーカウンターの製作費用は毎回のピザパーティーで頂いた参加費(食材費と少しのお気持ち代)をコツコツと積み立てて生み出しています!なぜか全然貯まりません。マイケルの推理によるとほぼ毎回赤字なせいだと思います。
とんでもない値段の板を買うととんでもないことになるので手が出ませんが、ジョニーの潜入捜査によると大量の板が売られていたため中には手が届く値段のものもあるのでは?ということ
というわけで2人で板の買い付けに行くことに!ちなみにジョニーが前回訪問した時の感想は「職人さんが怖かった」
1人で行かせてすまねえ相棒、今回は戦力二倍で臨みます。
いざ当日
二人が用意したのは二万円、一人一万円ずつ握りしめてお店に入ります。
すごい量の板!これでもほんの一部です
圧倒されながら職人さんとお話を始めます。
「何作るの?」
「どんな種類がいいの?」
「大きさは?」
怒涛の質問攻めにかっこいい板が欲しいな〜なんてふんわり思っていた僕らは焦ります、木の種類なんて当時は無知もいいところです。
設計も素人に毛が生えたような奴らがやってるので色んなダメ出しをくらいながら必死に会話を進めます。
なんとか用途と欲しい大きさを伝え二万円で売っていただける板ってないですかね…と恐る恐る切り出した僕らに社長が一言
「二万じゃなんも売れねえ」
思わず顔を見合わせ黙る二人
怖い…
売れる中で一番安い板でも四万とのこと。しかも長いこと眠ってた板なので結構汚れてる、表面を綺麗に剥かないと使えないができるか?と聞かれました。
見た感じはなかなかクセがつよいです
本当に綺麗になるのか…?
これに四万…?
足元見られてるのか…?
いろんな思いが駆け巡りますが無知な僕ら、信じるしかありません
怯んでなんかいられません、僕らはバーカウンターが作りたい!足りないならば倍プッシュです、近くのコンビニに駆け込み諭吉を増やしてなんとか板を売っていただける運びに。
ということで早くも予算オーバーのお知らせです。でももう買っちゃったので戻れません、なんとしても作ります。
職人さんとの会話も食らいついていくうちにだんだん優しい雰囲気になってきて僕らの緊張も解けていきました。
木のこと、お店のこと、色々聞かせてもらいました。このお店は社長が若い時から木を集め続けて作り上げたもので、何百枚とある板の情報もほぼ全て覚えてられるのだとか。
眠ってる商品の総額は家が買えるどころの金額ではないと聞き驚愕。目が飛び出るとはこのことか
帰り際にはコーヒーまで頂きました。ありがとうございます!ちょっと勇気がいるけれど職人さんと話すと色々面白いお話が聞けます。
さあ!板が手に入りました。
次からは加工に入っていきます。
次回、一枚板加工
それでは!