どうも!マイケルです。
前回はジョニーが1人で騒いでいましたね。
彼やること為すこと全て面白いのはズルいです
網が乗るだけの箱つくるのってさぞ難しいんでしょうね。それと燻製したかったんじゃないのか?なんで1人で焼肉しているのか理解に苦しみます
突っ込みどころは満載でしたが、なに楽しそうなことやってるんだと大いに刺激を受けた去年の冬でした。
さて、少し時は流れます。
春も夏も超えて少し肌寒くなってきた夏の終わりにジョニーが悪いことを報告してきます。
「ソーセージキット買っちゃった」
そんなこと言われたら飛びつかない訳にはいきません。詳しく聞くとどうやら彼、ソーセージ手作りして涼しい夜に炭火で焼いてビールと共にいただく事を企んでいるのが判明
最高じゃないですか!
なんでそんな楽しそうな事1人でやろうとするのか、当然僕も首を突っ込みます
素敵な宴を想像してる時に思い出したのがそうです、燻製です。ジョニーが涙を飲んだ燻製です。
「ソーセージ燻製したら美味しいかな?」
そんな思いつきから今回もエンジン全開!おいしい燻製を作るべく燻製器の構想を練り出します。
ちなみに燻製器も勿論自作します。なぜなら面白そうだから
市販品の存在やフライパンでできるみたいな情報も耳にしましたがそんなんじゃ物足りないです。
現代の若者なのでとりあえず検索
するとまあ出てくるんですね、自作してる人の多いこと!燻製器もまた偉大な先輩方が素晴らしい作例をたくさん公開されています。
人によって個性溢れる燻製器が生み出されてるのを見てたら気分が高まってきました。
僕らも素敵な燻製器を作りたい!!
見てるだけでもう楽しいのですから作ったら楽しいに決まってます。
食べられないもの担当マイケルの出番です。理想の燻製器を作るために頭を悩ませます。いつかのジョニーの悔しさと面白さはしっかり伝わったので雪辱を果たすべく設計開始!どうしたらうまくいくか考えるのは楽しいです。
同じ轍を踏まない為にもここで彼の反省点を振り返ってみましょう
① 網が乗らない
② 箱が燃えた
③ 温度管理が難しい
①に関しては少し考えたら間違えるわけないので割愛
②は文字にすると愉快ですが要注意ですね、ベニヤで作るなら12mm厚くらいを使いたいところ
③が割とポイントになってくる気がします。付け焼き刃の知識によると、燻製は食材の種類や外気温を考えて最適な温度を一定時間キープすることが大事なようです。
ジョニーは枝を燃やしていましたが魔法族でも炎のコントロールは難しいようでした。安定して出力できる熱源の確保が必要です。
これらのことを頭に叩き込み、仕事で忙しそうなジョニーに練り上げたプランを盛り込んだ提案書を叩きつけました。
(以下略)
こういうのでテンション上げてくの大事ですよね
問題の熱源ですが、電熱器とサーモスタットとコンセントタイマーを組み合わせることで自動制御に挑戦!
なんですかそれとジョニーにも言われたので簡単にそれぞれの機能をご紹介。
電熱器はその名の通り、電気を熱に変換する機械です。火の出ないコンロみたいなもの。これで燃えない!はず
サーモスタットは温度を一定に保つための機械です。温度センサーがついていて、設定した任意の温度を保つように接続機器(ここでは電熱器)の電源を入れたり切ったりしてくれる賢いやつです。
OBEST AC 10A/90V-250V デジタル温度調節器 コントロール デジタルサーモスタット -50℃~110℃ MH1210W
コンセントタイマーはコンセントとプラグの間に差し込む機械で、設定した時間で電力供給を遮断してくれるタイマーです。
これら三種の神器を組み合わせると、ほっといても最適の温度と時間で燻製を仕上げてくれる装置ができるはず!
ついてたらかっこいいという理由でサーモスタットで温度分かるのにアナログタイプの温度計も購入。
今回は珍しくたくさん考えてしっかり計画しました。
僕らも好きで走り回ったり叫んだりしてる訳ではないので優雅な時間を目指します。
さあ計画も固まってジョニーのGOサインも出たので製作開始です!
行きつけのホームセンターまでひとっ走り、材料を調達!
ベニヤよりこっちのがカッコいいのでは?といういつもの理由で材料はOSBをチョイス
ここでお詫びです
作業に夢中で写真を撮るのを忘れていました!!
窯作りの時は工程ごとに写真を撮る事を心掛けていたんですが、燻製器作ってたこの日は後ろに美味しいビールとソーセージの予定が待ち構えていたのでそんな事すっかり忘れていました笑
そんな訳ではい完成!!
早く食べたくて一瞬でできちゃいました
どうですかこれ、いい感じじゃないですかね!
これなら燻製できそうです
これが
こう進化!
ごちゃごちゃした横の配線は後でまとめます。
一号機から飛躍的な進歩
ジョニーの犠牲は無駄ではなかった
ということで今回は燻製器を生み出したお話でした。舞台が整ったところで次はジョニーの出番です。ソーセージキットとやらの実力を見せてもらおうじゃないですか。期待!
次回:これが本物のソーセージだ!!
それでは!