どうもこんにちは、ジョニーです。
現像された写真っていいですよね!
もし自分の爺ちゃんに「若いころは窯とか作ってな~」とか言われたら全然信じないですからね
孫の度肝を抜くためにも証拠を残します笑
今回から新シリーズ、燻製の季節です!
そもそも事の発端はこの一言
「ベーコンって高くない?」
毎回パーティーやる度に使うベーコン、こいつが結構高い
汎用性の高さとそのおいしさのせいで僕らの財布はいつも傷だらけです
そしてある時気が付きました
高いなら作ればいいじゃない!
食べれるもの担当ジョニー、レシピをいろいろ比較し勉強しました。
ベーコンはソミュール液という味のついた食塩水みたいなもので作る方法や、塩をすり込んで作る方法など様々
作りたいベーコンの案が沸々と沸き上がります
ある休日の朝、今日ベーコンが仕込めるような気がしておもむろに買い出しへ
今回はマイケルがいるわけではないので一人で試作
安い冷凍の豚バラブロックを購入、仕込みは塩にハーブを混ぜてそれをすりこみます
ハーブはローズマリーが庭に生えていたので新鮮なものを収穫
ふざけて工事写真風に撮ったものが残ってました笑
ジップロックに入れた状態で一週間ほど冷蔵庫で保管します
これでかなり中の水分が抜けました
このあと一度塩抜き
その後さらに一週間屋外の風通しのよいとこで肉を干します
からっからになったお肉は薫製されるの今か今かと待っているようです、高まります
ちなみに干していたのは去年の冬
空気が乾燥している冬はベーコンなどの仕込みにに向いているらしいです
そしてついに薫製当日
すごい勢いで仕込みましたがまだ実は薫製器がないんですよね、作ります
朝からホームセンターへ
肉を乗せる網を基準に設計し、角材と2mmのベニヤを購入
道中、今日薫製ができると思うとウキウキが止まらず、少し高いチーズもついでに買ってきました笑
さくさく線を引いてザクザク切って釘で固定します
いままでの活動のおかげでとても順調に作業が進みます
さあ網の取り付けです
はい、丁度よくないんですね
誰ですか√2かけたやつは!!
そういえば今まで作ってたのもほぼ設計はせず作業だけでした。
マイケルがいないだけでこれですよ、僕はもの作りに向いていないかもしれない
にしてもどこで間違えたんでしょうね、僕にはわかりません
網ジャストで設計したとは思えない誤差、誤差という言葉を使うのもおこがましい
(マイケルは写真を送ったらとても楽しそうでした)
ですが目の前には燻して欲しそうな肉がいます、薫製しないわけにはいかない
とりあえず針金等を駆使して固定して続行です
なんとかセッティングし薫製開始!
この辺で既に箱で失敗したこと忘れてます笑
枝を集めて燃やし、チップを加熱して煙を出します
夜に火を焚くだけでテンション上がっちゃいますね!寒空の中ビールも悪くない
箱がでかいので暖まるのに時間がかかりましたが確実に煙は立っています、肉もジュージュー音が聞こえてきました
最高の待ち時間、マイケルもこのときは羨ましそう
ふと箱を見ると中が少し明るい?気がします
ふたを開けるとビックリ火が上がってるではありませんか!!
ヤバイです、マズイです
ベーコンから落ちた肉汁が加熱されて木チップごと火が上がってしまった模様
しかも箱も材料をケチって2mmのペラペラベニヤだったので即効で引火!
とりあえず肉は死んでも死守したかったので避難させて、非常用の水をぶっかけました
最悪です
テンション暴落、ベーコン食べる予定だったのに
今日はテンション上がったり下がったりが激しくて疲れます
でも休日丸一日かけてこれで終わるのは悔しい、許せない
テンションで買ったチーズが寂しそうにこちらを見ています
諦められない!こうなったらあるもので何とかするしかありません
せめてチーズだけでも薫製してやる!
そんな思いで作った作品がこちら
僕を助けたのは鉢植えでした
チーズが入る大きさである
中にチーズをぶら下げられる形状である
燃えない
重要ポイントをしっかり押さえています
おかげでなんとか薫製できそうです!
完成品がこちら
なんか微妙に溶けています、温度高すぎたかな?
何より薫製されてる香りがします、それっぽい!
食べてみると味もそこそこ、薫製感はありました笑
まあこんなもんでしょう!
今回は味の喜びよりもチーズを薫製した達成感のが強くヘトヘトです笑
次はマイケルを交えて本物の薫製器をつくりましょう!
設計頼むぜ相棒!
次回:これが本物の薫製器だ!!
ではまたー!