SASAKI WORKS

ただピザが食べたかっただけなのに

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僕らの窯ができるまで~8.天板制作と据え付け

どうもこんにちは、マイケルです。

 

なかなか思い通りにいかず疲労がとんでもなかった前回ですが、どうにか土台のブロックが積み上がりました。

縦目地がないのは本当に謎。見たら変なの分かんなかった?って当時の僕らに聞きたいです。

 

分かんなかったんですね。そんなもんです。

もしもう一回ブロック積むことがあればこの反省を活かします笑

 

 


さあ今回はその上に乗せる天板を作ります!

またコンクリートを練ります。コンクリート大好き

たくさん練って感じたことは、12月に人力でやる事じゃないってことです。

今回も疲労がとんでもない。

 

あとコンクリート、手が荒れます。直接触ったらダメですよ。僕はしっかりボロボロになりました。

 


でも止まってなんかいられないので進みます!

 

 

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コンパネの上に必要な大きさに木材を組んで型枠を作ります。

 

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ここに練ったコンクリートを流し込み

 

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上面を綺麗に均します。

これがなかなか難しい、職人さんの動画だと簡単にやってる感じなのに。やっぱりプロは凄いです

 

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今度こそ硬化時間を忘れずにしっかり固まるまで待てば天板が完成!

 

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脱型してひっくり返すとみてくださいこの綺麗な面!

端っこはコンクリートがうまく回ってないですね。

教科書で見た施工不良の例とそっくり笑

もっとしっかり振動させるべきだった。

 


まあ遠目に見れば綺麗な天板!テンションも高めです。

さあこれを苦労して積んだコンクリートブロックの上に設置!2人で持ち上げようとした時、前回の学びが牙を剥きます。

 


体 積 は や ば い

 


いや、脱型する時ひっくり返したので薄々気付いてはいたんですが、もう本当にびっくりするくらいとんでもなく重い。ちょっとでも気を抜いたら指か腰持ってかれます。

 

今まで持ち上げて一番重たかったものはなんですか?と聞かれたらまず間違いなく筆頭候補に挙がります。


人生で割と元気な時期にある健康な20歳男子2人が本気出してギリギリ持ち上がるレベルの重量、でももう持ち上げちゃったので戻れません。

 

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苦労して作った天板、絶対に落とせないです。悲鳴をあげつつ連携プレーでなんとか土台の上へと運び終えました。

 


次からは重量も計算しようと誓いました。

翌日動けなくなったのは言うまでもありません

 

 

 

満身創痍ですがどうにか土台の完成です!

細かいところ見ていくと笑っちゃうような仕上がりですが、当時はもう喜びに満ち溢れてたので小さなミスなど誤差です誤差

 

 

 

完成した土台を眺めてると少し気になることが

 


とってもとっても大きいんです


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上に銅像とか建ちそう

 

なぜかわからないんですが僕ら今日に至るまで作り出すものが全てでかい!そして重い!悲しい

この石窯も後々判明するんですがこんなに大きくなくてよかった。超重量級です、壊せって言われたって重機とか持ってこないと多分無理

この土台だけで推定重量600kg

上に煉瓦積んだら軽自動車くらいの重さになります。

 

 

本当はスマートにかっこよく仕上げたいのに。

いつも走り回って叫んでパワーで解決するのがお約束です。

悔しいので最近はしっかり考えて行動するようにしてます。

考えるの大事

 

 

 

 

 

 

今回はこの辺で!

 

形が見えてきて面白くなってきました。

 


僕は割と几帳面な方なんですが作業してく中で少し考え方変えられた気がします。

 

しっかりこだわる事も必要ですが時には勢いで進むのも大事。そっちのがいいものできたりする事もあります(?)し、あと楽しい!

 

理論や理想を膨らませすぎると縛られて動けなくなりがちです。まずやってみて形にすると見えてくる事も多い気がします。

 

やらかしてもミスじゃありません、です。

それも勉強、次に繋げます!

 

 

 

 

 

 

次回、耐火煉瓦でアーチ制作

 

ではまた!