SASAKI WORKS

ただピザが食べたかっただけなのに

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僕らの窯ができるまで~7.土台制作

 

どうもこんにちは、ジョニーです。

 

前回の話ですが、手でコンクリート練るのってめっちゃしんどいんですよ

全身の筋肉痛と腰痛でボロボロになってました、水も冷たい時期だと心が折れます

 

あと今思うとめっちゃ鉄筋多い!

ブロック塀の求められる基準ですら"80センチ以内ごとに9ミリ以上の太さの鉄筋を入れること!"で許されているのにこれ何本入ってるのでしょうか笑

 

 

 

まあ振り返りはこのくらいにして今回はここにブロックを積んでいきます

 

 

ちなみになんですが、この施工をしているときめっちゃ急いでます!!

 

なぜかというと年末に友人の集まりが決まっており、そこで窯をお披露目してみんなでピザを食べたい!と考えていたのです

 

 

 

現在12月頭

 

 

 

まあ普通なら諦めますよね!

でも僕らは諦めません!!

 

この何かに追われる感じどこかで味わった気がします。(エピソード2~5参照)

 

 

そんなこんなで鉄筋立てて次の日です

朝からブロックを積む予定でしたが早くもここで事件です

 

 

 

コンクリートが柔らか~い

 

 

 

まあ普通に考えれば当たり前ですよね、だってまだ一晩!

コンクリート固まるのに24時間必要なのも知ってます!28日強度とかも知ってます!だって授業でならいましたもの!!

 

ですが実際知識を活かすとなると話は別

机上の学びが経験とまた別物であることを強く実感

建築を学んだ奴が二人いても気づかないんですから怖いもんです

 

 

気を取り直して別日に再挑戦

 

型枠を外してしっかり固まっているコンクリートの上にブロックを積んでいきます

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確認も含めて一度仮置き

 

 

ブロック積みはYouTubeを見て少しお勉強、あとはイメージです!

 

 

 

ここで人生初"こて"を使って作業です。

 

先っぽが四角やら丸やらいろいろあるので調べてみてください

受けのお皿はその辺の木材で代用できました

 

イメージは左官屋さんのかっこ良くスマートな手さばき···

 

こーれが全然できないんですよ!

 

まずこてだけでモルタル(ブロックの目地になる柔らかいコンクリートみたいなやつ)を持ち上げられない。

やっとこさブロックに塗って積んでも全く水平じゃない。

 

 

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ほいほい!って積める予定だったのに全然そんなことなかったです、ちょー時間かかりました。

 

 

まあ時間をかければ誰でもできます

そしてやれば上手くなります

 

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これは作業途中の写真、すっかり日も落ちて寒かった記憶

 

 

そしてこれが完成品!

っと言いたかったのですが土台単品の写真がなかったので次回の写真で見てください笑 

これは仮組の写真ですがサイズ感はこんな感じ

 

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 完成直後の感想としては、

 

立派!というかでかい!

三次元になると迫力あります

 

 

 

ですが施工中の写真を見てください、目地がありません!

一段目で無いのでもちろん三段目までこのまま爆進しました

 

すぐ後ろにとってもきれいな見本があったのに気づかなかった笑

 


ステンレス目地鏝 6mm

 

こういうのも売ってたんですけど僕らは目地がなかったので買いませんでした

隙間は綺麗に仕上がっていなかったので、もし目地ありで作るのであれば必要かと思います

 

まあ立てばいいんです立てば

鉄筋もいっぱいなんで大丈夫!!

 

 

 

当初は真ん中の空洞をコンクリートで埋めようとかいってたんですけど体積計算して材料費を弾くと現実的ではないことが判明

 

すかすかはなんとなく不安なんで土を入れてみようという話になり、周りの土を集めて入れて始めたのですがここで新たな学びを得ます。

 

 

体積はやばい

 

 

最近の若者なので"やばい"とかすぐ使っちゃいますが、最近のやばいもののなかでもこいつはかなり上位です。

さすが右肩に3を背負ってるだけあります。

 

少し土を入れはじめてめっっちゃ量が必要なことに気がつきました、全然埋まらない。

こんなとこ埋める頃には周りにお堀ができちゃいます。

 

まあ特に埋めなくても行けるであろうという判断で(現実的方法で埋めるすべがない)土台はこれで完成。

 

 

 

 

次は焼床のベースになる天板です。

 

今回はここまで!

 

 

次回:天板制作と据え付け

 

ではまた